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いちじくが持つ9つの栄養と効果を大公開!おすすめの取り入れ方も併せて紹介

8~10月の夏から秋にかけて旬を迎えるいちじく。実は、豊富な栄養を含んでいることを知っていますか。 今回は、いちじくに含まれる栄養とその効果について徹底解説します。さらにおすすめの食べ方についても併せて紹介しますので、いちじくの摂取方法を知りたい人は、最後までチェックして下さいね。

いちじく ザル

女性・男性どちらにも嬉しい!いちじくが持つ9つの栄養と効果

3種類のいちじく
まずは、栄養価が高いことで知られるいちじくの具体的な栄養と期待できる効果についてご紹介します。

栄養と効果①ペクチン:便秘や下痢の解消改善

いちじくには、水溶性食物繊維の一種である「ペクチン」が含まれています。水溶性食物繊維は、水に溶けるとゼリー状になり、小腸での栄養素の吸収速度を緩やかにしてくれます。また腸内環境を整える働きがあるので、便秘や下痢解消の改善に役立ちます。

さらに、食後の血糖値の上昇を抑えてくれるので、ダイエットにもおすすめ。血糖値やコレステロールを下げるので、糖尿病の予防にもつながります。

栄養と効果②アミラーゼ:ダイエットの効果

いちじくに含まれる栄養の2つ目は、「アミラーゼ(別名:ジアスターゼ)」です。アミラーゼは、糖質を分解する消化酵素の1つで、白米などの炭水化物の消化を促進させます。また代謝を高める作用があり、ダイエット中に摂取したい栄養素です。

栄養と効果③カリウム:むくみの解消

ミネラルの一種である「カリウム」は、ナトリウム(塩分)を体外へと排出する際に役立ちます。塩分は身体に溜まると、むくみやすくなったり高血圧になったりします

さらに細胞を健康にする働きもあるので、身体機能の向上にも役立ちます

栄養と効果④アントシアニン:美容エイジングケア(老化予防)

ポリフェノールの一種である「アントシアニン」は、強い抗酸化作用を持っているため、活性酸素を除去する働きがあります。活性酸素は老化の原因のひとつであり、細胞にもダメージを与えます。

またアントシアニンは、メラニン色素を抑える作用もあるので、シミやシワの予防にも役立つとされているのもポイント。肌や若い細胞を保ちたい人におすすめの栄養素です。

栄養と効果⑤ザクロエラグ酸:シミ・シワの予防

アントシアニンと同じくポリフェノールの一種である「ザクロエラグ酸」も、活性酸素を除去し、シミやシワを予防してくれる働きがあります

また、抗動脈硬化作用や抗肥満作用もあるとされており、生活習慣病の予防にも役立つと言えるでしょう。

栄養と効果⑥エストロゲン:月経前症候群や更年期障害の緩和

女性ホルモンと同じ働きを持つ「エストロゲン」は、月経前症候群や更年期障害の緩和を促す作用があります。

生理や更年期障害が重いと感じる人は、積極的に取り入れるのがおすすめ。さらにエストロゲンには、コラーゲンの再生能力を高める機能も期待できるので、美肌促進にも嬉しい成分です。

栄養と効果⑦鉄:貧血や冷え性の改善

いちじくには、全身に酸素を運搬する「鉄」も含まれています。鉄が不足すると、貧血になったり思考力が低下したりとさまざまな支障が出やすくなります

また鉄分を積極的に取り入れると、全身に酸素が行き渡ることで、新陳代謝が高まります。それにより、冷えの改善にもつながるでしょう。

栄養と効果⑧フェシン:胃もたれや二日酔い防止

タンパク質分解酵素(プロアテーゼ)の一種である「フィシン」は、いちじくの乳汁に多く含まれています。タンパク質を分解して消化を促進させる働きがあるため、消化を早めてくれるのがポイント。消化が早まると胃もたれや二日酔いなどの予防になるので、飲み会の前や後に摂取すると良いでしょう。

栄養と効果⑨カルシウム :骨や歯の強化

いちじくには、骨や歯を生成に欠かせないカルシウムが多く含まれています。筋肉の収縮や神経を安定させる作用もあるカルシウムは、心身の健康維持にも必要な栄養素。さらにカルシウムは、不足すると脂肪を溜め込みやすくなると言われているので、ダイエット中こそ欠かせない栄養と言えます。

手軽に摂取!いちじくのおすすめの取り入れ方

プレートに乗ったいちじく
栄養価が高いいちじくは、さまざまな食べ方があります。ここからは、おすすめの取り入れ方をご紹介します。

生のままで食べる

いちじくは、皮を剥いてカットするだけで食べることができます。フルーツとしてそのまま食べるのはもちろん、モッツァレラチーズと組み合わせてサラダとして味わうのもおすすめです。オリーブオイルやバルサミコ酢をかけると、フルーティーなサラダが楽しめます。

ドライいちじくにして食べる

いちじくは、ドライフルーツとしても人気です。カットや剥く作業がないので、手軽に食べることができます。またドライいちじくなら、おやつに取り入れやすいのもポイント。またオートミールなどに入れてグラノーラにするのも良いでしょう。

ジャムにしてヨーグルトやパンにつける

いちじくは、ジャムにするのもおすすめです。ヨーグルトと組み合わせれば、乳酸菌もしっかり摂れるので、腸内環境を整えやすくなります。またパンにつけても美味しいので、朝食におすすめの食べ方です。

お菓子作りに取り入れる

ドライいちじくやジャムは、お菓子の材料として取り入れるのも良いでしょう。クッキーやパウンドケーキなどの焼き菓子なら、まとめて作ることができます。

また生のいちじくなら、パンケーキなどのトッピングにするのもおすすめです。

いちじくのレシピについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひご一読ください。

まとめ

いちじく
いちじくは、豊富な栄養素が含まれているので、美容にも健康にも役立つ食べ物です。特に美容効果が期待できるので、肌に悩みを抱えている人は、ぜひいちじくを取り入れる習慣をつけてみてはいかがでしょうか。

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