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塩のお風呂で代謝アップ!塩風呂で得られる主な効果と正しい入浴方法とは?

ミネラルが豊富な塩は、お風呂に入れることでさまざまな効果が期待できると言われています。今回は、塩の成分の特徴から塩風呂で得られる効果について解説します。またすぐにでも取り入れたい方のために、塩風呂の正しい入浴方法についても併せてご紹介しましょう。

塩のお風呂で得られる効果とは?

塩には豊富なミネラルが含まれているため、含まれる成分からさまざまな効果が期待できます。まずは、塩が持つ効果について解説しましょう。

発汗作用で代謝アップ!

お風呂に塩を入れると、熱が逃げないように塩分が肌をまといます。その作用によって汗が出やすくなり、代謝アップにつながります。

また基礎代謝の向上は、痩せやすい体づくりに重要なポイントです。基礎代謝を上げる習慣を付けることにより、普段の私生活でもエネルギーを消費しやすくなるため、塩入りのお風呂でダイエットをサポートもできます。

塩の成分で肩こり・腰痛を解消

塩に含まれているミネラルの一種・マグネシウムは、肩こり・腰痛を引き起こす原因となる筋肉の緊張状態を解消する働きがあります。

水は塩分が加わることにより、水中の浮力が増すため、筋肉への負担の軽減にもつながります。

また温感効果も高く、体を芯から温められるため、血行促進につながるのもポイントです。マグネシウムの働きと血行の循環作用から、肩こり・腰痛の解消をサポートします。

優れた保温効果で美肌サポート

発汗を促して血行促進をさせる働きを持つ塩には、優れた保温効果が期待できるのも体に嬉しい効果の一つです。
血流改善は、血液中に流れる老廃物や余分な水分を外に出してくれるため、ターンオーバーを正常化させる役割もあります。

顔にたまった古い角質を落とすことで、ツルンともっちりとした美肌へと導きます。

ミネラルの殺菌・抗菌作用で体臭予防

塩に含まれるミネラルは、美肌効果が期待できるだけでなく、殺菌や抗菌作用もある成分です。

汗をあまりかかない方は、汗腺の機能が鈍ることで、ベタベタとした汗が出やすくなります。またこのベタベタ汗は細菌を発生させ、体臭の原因にもつながります。

塩のお風呂は、発汗作用で汗をかく習慣をつけながら、殺菌・抗菌作用で体臭予防もできるのも塩風呂を習慣づけるメリットです。

塩の力で邪気の浄化にも

塩は、スピリチュアルな視点から浄化作用があることでも知られています。そのため塩のお風呂は、体が重たく感じる時やネガティブな気分を切り替えたい時など、心と体をリフレッシュさせる入浴方法です。

節目の時期や1週間の終わりなど、体をリセットさせるために取り入れるのもいいでしょう。

塩のお風呂の正しい入浴方法

さまざまな効果が期待できる塩のお風呂は、入浴する前にチェックしておきたいポイントがいくつかあります。塩のお風呂の効果がしっかり得られる正しい入浴方法をご紹介します。

お風呂に入れる適切な塩の量

塩のお風呂を作るには、大さじ2~4杯程度(30~50g)の塩を入れるのがおすすめです。

塩のお風呂は、保温・温感効果が高いことから通常の温度より熱めに感じる場合があります。そのため、お風呂は40度くらいまでに抑え、入浴時間も20分程度から始めるようにしましょう。

ミネラル豊富な天然塩がおすすめ

塩には、精製塩と天然塩(自然塩)の2種類があります。塩のお風呂はミネラル成分からさまざまな効果が得られるため、ミネラルが豊富に含まれている天然塩を選ぶようにしましょう。

天然塩は、スーパーマーケットや食品店で手軽に手に入れられるため、身近なアイテムで始められるのもポイントです。

塩のお風呂では水分補給を忘れずに

塩のお風呂は、保温・温感効果によってたくさんの汗をかくため、脱水症状に注意が必要です。ペットボトルや水筒に水を準備し、入浴中は、こまめに水分補給をするようにしましょう。

またしっかり水分を取ることで、発汗作用を促し、体の中をキレイな水分と入れ替えることもできます。水をたっぷり飲みながら塩のお風呂に入ることで、体質改善にもつながります。

まとめ

塩の入ったお風呂は、発汗作用や保温効果がアップすることにより、体にたまった老廃物を外に出しやすくしてくれます。代謝アップや肩こり解消など嬉しい効果が期待できるので、ぜひ参考に取り入れてみてください。

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