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毛細血管のケアで明るくクリアな肌に!?キレイと若々しさを保とう

電車の中で窓に映る自分の姿をふと見たとき、お肌のたるみやシワ、髪の毛などが気になることはありませんか。外見の美しさや若々しさを保つためには、身体の内側からのセルフケアがおすすめです。人間の身体を作るさまざまな細胞に栄養や酸素を運ぶ「毛細血管」をケアし、明るくクリアな肌や元気な髪の毛を保ちましょう。

毛細血管ってどんな血管?美容や健康との関係って?

血管は大きく分けると動脈・静脈・毛細血管があり、血管の95%を占める毛細血管は、全身の細胞に栄養を取り入れ老廃物を排出する役割を果たしています*1。細胞と直接やりとりができるのは、血管の中でも毛細血管だけです。

しかし、毛細血管は年齢を重ねると減少してしまいます。これは、加齢とともに皮膚の毛細血管の構造が崩れ、毛細血管の壁の細胞がもろくなってはがれ落ち、血液成分が過剰に漏れ出てしまって毛細血管の先端まで血液が行き届かなくなってしまうことが原因です*2

このようにぼろぼろになり、血液を運べなくなった毛細血管を「ゴースト血管」と呼ぶこともあります。顔色・肌のたるみ・シワ・薄毛・疲れ目・ドライアイといった美容・健康に関する不調も、毛細血管の血流と深く関係していることがわかってきました。

顔色・肌のたるみ・シワ

顔の表面や体内の皮膚のすぐ下にある毛細血管は、次のような働きをしています。

  • ・皮膚の新陳代謝を保つ
  • ・新しい細胞と古い細胞を入れ替えるため、栄養や酸素を送り届ける
  • ・不要になった老廃物や二酸化炭素を運び出す

唇や頬をほんのり桜色に保ち、顔色を良くするためには、毛細血管の血流を良くすることが大切です。老廃物がうまく排出されなければ、肌のくすみの原因になってしまいます*1。また、肌の細胞に血液成分が十分に届かないと、肌の保湿力が低下し、たるみやシワの原因にもなってしまいます。

薄毛

男女問わず、年を重ねると気になってくるのが髪の悩みです。髪の毛の根元部分の「毛根」には「毛母細胞」という髪を作る細胞があり、毛母細胞のまわりの毛細血管が髪の成長に必要な栄養や酸素を送り届けています。

ところが、毛細血管の流れが悪く、酸素や栄養を毛母細胞に届けられないと、髪は栄養不足になって成長できず細毛になったり、細く未熟なまま抜け落ちたりしてしまいます*1。

疲れ目・ドライアイ

目の毛細血管の血流が滞ってしまうと、水分を届けたり、老廃物を回収したりすることが十分できなくなってしまいます。すると、視力の低下や目の疲れ、ドライアイなど目に多くの不調が現れます*3

毛細血管をセルフケア!食生活やストレッチで血流改善しよう

このように、外見の美しさ・若々しさを保つためにも、健康な目を保つためにも、毛細血管のケアが重要だとわかりました。そこで、自分ですぐに始められるセルフケアをご紹介します。

食生活

身体を温めたり、血流を促進したりして血管を拡げる食材を食べるようにしましょう。具体的には「生姜、シナモン、カカオ、オメガ3脂肪酸(エゴマ、亜麻仁油など)、みかん」などです。生姜・シナモンなどは、飲み物に入れることでも手軽に摂取しやすいでしょう。

入浴・蒸しタオルで温める

毛細血管は皮膚の表面に近いところにも多いので、皮膚を温めることで血管を拡げて血流促進し、細胞に栄養を届けやすくなります。39℃で15分程度、ぬるめのお湯にゆっくり入りましょう。逆に42℃以上の熱すぎるお湯では交感神経が優位になり、血管が収縮して血流が悪くなってしまうので、注意が必要です。

また、明るく健康的な顔色を保つには、蒸しタオルを顔に乗せると良いでしょう。血流が良くなり、目の下にできたクマも薄くする効果が期待できます。皮膚のすぐ下にある毛細血管やリンパの流れが滞ると老廃物や不要な水分が皮膚に溜まり、目元のむくみの原因にもなってしまうので、こまめなケアを心がけましょう。

軽いマッサージ・ストレッチ

掌で軽く体の表面をマッサージするだけでも、毛細血管を刺激して血流を促進することができます。強く刺激せず、優しく撫でるようにマッサージすることがポイントです。

また、ストレッチで体の柔軟性を高めると、血管も柔らかくなることが分かっています*4。血管壁にあるコラーゲンはストレッチすることで新しく生み出され、血管のしなやかさを保てるのです。筋肉のコリをほぐすだけでなく、毛細血管ケアのためにも適度なストレッチを心がけましょう。

まとめ

毛細血管は、私たちの身体をつくる細胞と直接血液成分のやりとりをして栄養素・酸素を届けたり、細胞の老廃物や二酸化炭素を回収したりしてくれる大切な血管です。明るくクリアな肌を保つためにも、髪の毛を元気に保つためにも、毛細血管のセルフケアを心がけましょう。

参考文献
*1:小学館『毛細血管で細胞力は上がる』橋本洋一郎
*2:主婦と生活社『「血液のチカラ」で若返る。「血液力」アップの実践術』
*3:宝島社『血管をよみがえらせる!」髙倉伸幸監修
*4:国立健康・栄養研究所の研究による

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