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妊婦・子どもも安心「にがりうがい」で風邪・ウイルス対策。マグネシウムの効果に注目!

風邪・ウイルス予防のためには、手洗い・うがいが大切とよく言われます。特にうがいは、呼吸器系の感染症を予防するための対策としても効果的で、もしウイルスなどの病原体を吸い込んでしまっても、うがいで洗い流すことが重要です。また、マグネシウムを豊富に含む「にがり」を水に薄めてうがいをすると、より効果的な風邪予防になる可能性が示唆されています。詳しく見ていきましょう。

風邪予防には「にがりうがい」がおすすめ

まずは、風邪予防におすすめの「にがりうがい」の詳しい効果について見ていきましょう。

「にがり」を水に薄めてうがいをすると免疫力アップ!

口は、食事や飲み物を体内に摂取するための入り口であり、外界からの異物を受け入れる「門戸」でもあります。異物は門戸で追い払ってもらうために、口の中の免疫物質を増やすことが重要なのです。特に、唾液中の免疫物質S-IgA(分泌型免疫グロブリンA)は、口腔の粘膜免疫機構の主役であり、微生物が粘膜・硬組織へ付着するのを防ぎ、ウイルス・細菌・毒素を凝集・中和する働きがあります。

そこで、風邪をはじめとした感染症の対策として「にがり」を水に薄めてうがいをするのがおすすめです。にがりは安全安心な食品であり、主成分は「マグネシウム」。毎日継続して行っても副作用の心配がありません。

新型コロナウイルスで話題にもなりましたが、ポピドンヨード(イソジンに代表される)剤の習慣的なうがいは、ヨード(ヨウ素)の過剰摂取になる可能性があり、場合によっては甲状腺の機能低下を招く危険性があります。「にがり」は、妊婦や子どもも安心して使えるところがポイントです。

【塩化マグネシウムが唾液中のS-IgA濃度に及ぼす影響】
2003年10月〜2004年11月にかけて、日本大学歯学部と赤穂化成株式会社が共同で行った研究があります。30代の健康な男性10名に対し、塩化マグネシウム水溶液(にがりうがい液)で1分間うがいを行ってもらい、5分後、1時間後、3時間後、5時間後に口腔内に分泌された唾液を採取しました。唾液中のS-IgA濃度を測定したところ、うがい後〜5時間後までの最大値が有意に増加していることが確認されました。

つまり、マグネシウムを多く含む「にがり」を水に薄めてうがいをすることで、唾液中の免疫物質が増え、風邪などの感染症を予防できる可能性があると考えられます。

「にがりうがい液」の作り方

「にがりうがい液」は、水50mLに対してマグネシウムが50mgになるよう薄めるだけで完成です。例えば、マグネシウム濃度が約1%のにがりの場合、にがり5mLを水45mLに加えて全量が50mLになるようにすれば良いでしょう。

日常生活でできる風邪予防対策とは?

マグネシウムを豊富に含む「にがりうがい液」でうがいをすると、免疫力アップで風邪予防に効果的とわかりました。しかし、うがいの他にも日常生活でできる風邪・感染症予防対策があります。

正しい手順で手を洗う

うがいと並んで重要なのが「手洗い」です。正しい手洗いの方法もいま一度確認しておきましょう。

  • 1.流水で手を濡らし、表面を擦って洗い流す
  • 2.両手を洗うのに十分な量の石鹸やハンドソープを手に取り、泡立てる
  • 3.手のひら、指の腹を洗う
  • 4.手の甲、指の背を洗う
  • 5.指の間(側面)、指の付け根(指の股)を洗う
  • 6.親指、親指の付け根の膨らんだ部分を洗う
  • 7.指先を洗う
  • 8.手首の内側、側面、外側を洗う
  • 9.泡が残らないよう、流水で十分に洗い流す
  • 10.乾いた清潔なタオルで手を拭く

最後に、アルコール消毒液を手指になじませて消毒しましょう。また、二度洗いをするとより効果がアップすることもわかっているので、外から帰宅した際は2〜9の手順を繰り返し、菌やウイルスなどを十分に洗い流すことが大切です。

他にも、疲労や睡眠不足、ストレス、栄養不良などは免疫力を低下させる原因になってしまうため、バランスの良い食生活、適度な運動、十分な睡眠で健康的な生活習慣を作りましょう。心身の疲労をとるためには、十分な睡眠はもちろん、趣味やリラクゼーションでストレス解消するのもおすすめです。

風邪は「うつさない」こともマナー

万が一、風邪などの感染症にかかってしまった場合は、人にうつさないように十分注意しましょう。咳やくしゃみが出る場合は基本的にマスクをし、できるだけ人前に出ないようにしたり、マスクがないときには咳・くしゃみの飛沫が人にかからないようティッシュペーパーなどで口と鼻をしっかり覆ったりするのがマナーです。

まとめ

にがりを薄めた水でうがいをすると、唾液中の免疫物質「S-IgA」が増えることが実験からわかっています。免疫力アップは風邪・ウイルスなどの感染症予防に効果が期待できますので、どなたでも安心して使える「マグネシウム」豊富なにがりを使って習慣的にうがいをしましょう。

監修者プロフィール

境剛史薬剤師
境剛史薬剤師

神戸薬科大学大学院 修士課程修了。約20年企業に勤務し、健康相談や薬と健康食品の飲み合わせ相談などに対応している。趣味はツーリング。

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